クリスマスはそもそもなんの行事?本当の意味は恋人のためじゃない?

こんにちは。

日本ではクリスマスは「恋人たちの日」というイメージが強く、
クリスマスが近づくとカップルたちは盛り上がり、街は大賑わいになります!

恋人がいない人にとってはなんだかさみしい気持ちになり、
取り残されたような感覚になる方もいらっしゃると思います。

しかし、
そんな気持ちになる必要は全くないです!

クリスマスの本来の目的や意味、本当の過ごし方などを知れば、
今までとは違ったイメージでクリスマスを迎えることが出来ると思います!

今回は、改めて
クリスマスとはそもそもなんの行事なのかをご紹介します!

本当のクリスマスは恋人と過ごさない?

そもそも、

主婦〇

クリスマスってなに?

おとこ

いつから、どんなことから始まったの?

というところからお話しします!

クリスマスは、「イエス・キリストの誕生を祝う日」 というのは知っている方もきっと多いですよね。

ですが、キリストの誕生日は聖書には書いてありません。

・・ん?

どういうことだ?

と思った方は、こちら

「クリスマスの起源!ミトラってなにもの?」に答えがあるのでぜひご覧くださいね!

クリスマスの語源は、Christ(キリスト) Mass(ミサ)が
合わさったものだといわれています。

本来の目的は、イエス・キリストの降誕を祝い、神(イエス・キリスト)に感謝し、ミサをすること。

ミサとは教会に行き礼拝をすることです。ミサには家族みんなで行きます。

なので、クリスマスは本来は恋人と過ごすなどといった意味はなく、
家族で過ごすものなのです。

家族で過ごし、家族の愛や絆を確かめ合い、その日は静かに過ごすのです。

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イエス・キリストの生誕を祝うという意味もあるため、
家族でごちそうを食べて過ごします。

日本でチキンやごちそうを食べてパーティーをするようになったのは、このことからきています。

といっても、イエス・キリストの没後、
すぐこうしたミサ行くことなどが広まったわけではないのです。

没後400~500年はイエス・キリストの生誕を祝う習慣はなく、
紀元4世紀か5世紀あたりからはじまったことだといわれています。

サンタクロースの由来は?

では、クリスマスといえば「サンタクロース」ですが、この
「サンタクロース」がやってくるという話はどこからきたのかと不思議に思う方もいると思います。

サンタクロースは実在の人物がモデルになっています!

3~4世紀にリキュア(現トルコ)のミュラの司教だった聖ニコラウスです。

ニコラウスは慈悲深く、多くの貧しい人を助けたと伝えられています。

ある日、聖ニコラウスは、貧しい3人の娘が住む家の暖炉にこっそりと金貨を投げ込んで、幸せな結婚をさせた

という話が、特に有名です。

(出典:待降節とクリスマス(降誕祭) – カトリック中央協議会)

このことからわかるように、サンタクロースの由来は、
イエス・キリストと直接的な関係があるわけではないのです。

ただ、モデルになった人物が司教だったということもあり、
キリスト教との関係はあります!

サンタクロースが来る!というお話は子どもにとっては
とてもわくわくする話なので、語り継がれて、
「クリスマスにはサンタクロースがプレゼントをもってやって来る」
という、今でいうクリスマスの大きな意味の1つになったのでしょうね!

どうして日本は今の形になったの?

調べれば調べるほど、クリスマスとはカトリックの行事で、
キリスト教を信仰する人たちだけに意味があるような気がします。

にもかかわらず、今では
日本ではクリスマスは恋人たちのビッグイベント。

続いては、
どうして日本ではこのような形になったのかをご紹介します!

日本でもクリスマスは最初、キリスト教徒だけが行う行事だったのです。

それが明治20年を過ぎたあたりから、
クリスマス用品が輸入されはじめ、
明治35年頃には、すでに年中行事として国内に定着していたそうです。

このあたりの、日本のクリスマスの起源・歴史は
「クリスマスの起源:日本編!持ち込んだのはあの〇〇」
にてもっとご紹介しています!ぜひ。

そして、時はすぎ、恋人同士で過ごすようになったのは、
バブルの好景気になったあたりからのようです。

1980年の初めに雑誌で特集されたことをきっかけに、
日本では、クリスマスは「恋人たちの日」となっていったのです!

アメリカではクリスマスは家族で過ごす日。

お正月のような感覚で捉えられているので、
日本のこの「恋人たちの日」というのは不思議な目で見られることもあるそうです。

家族で過ごす大事な神聖な日なのに、

外国人子ども

なにを恋人同士でいちゃいちゃして楽しんでいるんだ!

と、もしかしたら思われているかもしれないですね!

まとめ

  • クリスマスは本当は家族でミサなどに行き、神に感謝して静かにすごす日
  • サンタクロースの由来は実際にいた司教がモデルになっている
  • 日本でクリスマスが「恋人たちの日」とされるようになっているのは、バブルの好景気からはじまったもの

日本の「恋人たちの日」として過ごされるクリスマスは、
もはや本来の意味はどこにもないように感じます!

そもそもキリスト教徒でもなく、イエス・キリストの生誕も祝っているのか謎なところで、
ただのカップルたちが盛り上がるためのイベントというような気もしますね。

美味しいごちそうを食べて、
恋人同士で幸せに過ごすのももちろん素敵ですが、
そこまで「クリスマス」という行事にこだわらなくてもいいのかもしれませんね。

では、今回はこのあたりで!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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