こんにちは、スギハラです。
今回は、ハロウィンのド定番、猫のコスプレについて
ていうか、そもそもなんでハロウィンで猫なの??
関連記事「仮装した猫がかわいすぎる」↓
ハロウィン×猫には、実は歴史に関わる色んなお話がありまして。
この記事を読めば、
猫への愛しさとか情とか、色々とあふれでてきます!
猫派も犬派もぜひ!!
ちなみに、こちらの本などを参考にしました。
というわけで、早速いきます。
ハロウィンって◯猫だよね。なんで?
まず、前提のお話です。
意外と気づいてない人もいると思うんですが、
ハロウィンの猫って必ず「黒猫」ですよね。
「あれ、そうだっけ?」
という人は「ハロウィン 猫 イラスト」で画像検索してみてください。
圧倒的に黒猫です。
で、なんで黒猫なんだろう?というお話です。
黒猫は、魔女の使いと昔は思われていました!
キ◯じゃないですけど。
黒くて暗闇に隠れやすく、ちょうどいいというのが理由だそうです。
あとは、黒=邪悪というイメージからも来ているとか。
あとで詳しく説明しますが、魔女に対するイメージは悪いものでした。
みなさんも、「黒猫を見たら不吉なことが起こる」などの噂を聞いたことがありますよね。
おまけに猫の「黒」は「腹黒さ」などのさまざまな黒にも結びつけられていました。
そして、ハロウィンというのは悪霊から身を守るために、
自分自身がお化けやら怪物やらいわゆる「悪い奴」になりきる(=仮装する)行事なわけです。
ですので、黒猫の仮装=ハロウィンという構図が成り立つんですね!
「魔女の使い」のせいで黒猫たちは・・
ここからは、ハロウィンとは少し話が変わってくるんですが「黒猫」にまつわる悲しいお話を。
「魔女の使い」としての位置付けにある黒猫たちは、特にヨーロッパを中心に、
虐待などのひどい目に合ってきたようです。
特に中世に、世間の魔女への風当たりが厳しくなると、
魔女と一緒、いやそれ以上に迫害されていきました。
おい黒猫!お前も魔女の仲間なんだろ??
と。人間とはおろかなものです。
「魔女狩り(妖術など怪しい術を使う人への制裁)」の際に、生け贄として一緒に殺されたり・・
大量虐殺なんかもザラ。
ベルギーの地域には、「猫の水曜日」と言われる毎週猫を教会から投げ殺す行事も昔行われていました。
黒いというだけなのに、この仕打ち・・
さらに、現代でもハロウィンに黒猫を儀式の生け贄とする悪魔崇拝者たちがいるそうです。
彼らは、保健所に
黒猫の里親になるよ~
といい引き取り、そのまま生け贄にしてしまうのだそう。
うーん、許せない!!!
でも対策として、ハロウィン前後になるとハンガリーや、フロリダ州などの地域では黒猫の里親募集を禁止するそうです。
そうすると今度は、町の猫たちを連れていくわけですが・・・
さて、こんなひどい扱いを受けている黒猫たちですが、
そんなに世界中で嫌われているの?
というとそんなことはないんです!
むしろ、打って変わって幸福の象徴とされることもたくさんあるんです!
その例を次にご紹介していきます!
黒猫は幸福の象徴!
先ほど、魔女と一緒に迫害されたと言いましたが、
それ以前には黒猫はむしろ幸福の象徴とされていたそうです!
イギリスでは結婚するときに黒猫が横切ると幸せになる、と言われていたり。
さらにはエジプトです。
バステトというエジプト神をご存じですか?
↓こちらです。
もう、モロに黒猫ですね。
バステトは太陽神ラーに代わり夜を司る神とされています。
猫のあの暗闇で光る目と、月がリンクしたんですね。
このように古代エジプトでは黒猫は(というか猫は)神聖な存在とされていました。
「猫神信仰」なんて言葉があるくらい。
いい言葉ですね(猫大好き)。
また、日本でも近代以前には黒猫は不吉ではなく幸福の象徴でありました。
「黒猫を飼うと結核が治る」
なんて迷信もあったそうですよ。
まとめ: つまり、黒猫はそれだけ魅力的!
ということにまとめられますね!
時代によって幸福がられたり不幸がられたりというのは人間の勝手きわまりないのですが、
それだけ神秘というか不思議な魅力が黒猫にはあるということですね!
ハロウィンは猫になりきるぞ~
というあなたは、猫の魅力を借りてステキなハロウィンをすごしてくださいね!
ハロウィンシーズンは猫になるだけじゃなくて、猫カフェで「極上のモフモフ」を体験しませんか?
では、今回はこの辺りで!
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